大阪府議会議員 奴井和幸 / ヌイ和幸 【自由民主党】
奴井和幸 / ヌイ和幸

令和7年 新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、皆様からの多大な御支援・御協力を賜りまして、誠にありがとうございました。本年も引き続き、温かい御支援、御協力並びに御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

昨年一年を振り返りますと、元日に石川県能登半島に震度7の地震が襲い、尊い人命が失われ、住民の多くの方々が家屋倒壊など、甚大な被害を受けられるという大変いたましい事態となりました。さらに、復興に向けて動き出した中で、追い打ちをかけるように、8月には記録的大雨に襲われ、被害はさらに拡大しました。今も、能登半島にお住まいの皆様方は、非常に不便な生活を強いられておられます。被災された皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。昨年は、辰年ということで、十二支で唯一の空想上の生き物である「たつ(龍、竜)」になぞらえ、「出世や権力に大きく関わる年」といわれますように、今年、自民党も岸田総裁から石破新総裁に襷が繋がれ、第102代内閣総理大臣として新たな船出を迎えました。前途多難な状況の中、我々も皆様からの信頼をいただけるよう、しっかりと強い日本、強い大阪、強い堺づくりに向けて邁進してまいります。
さて、本年は「巳年」です。脱皮をする蛇のイメージから、巳年は「復活と再生」を意味すると言われております。また、「巳(み)」と「実(み)」にかけて、「実を結ぶ」とも言われております。本年は、まさに「これまで積み重ねてきた努力がようやく実を結び、時代に即した形でこの世に復活・再生する」年であり、我々自身もより一層の努力を怠らずに、時代にあった形で復活・再生を図っていく取組が必要であると認識しております。私自身、大阪府議会副議長時代には、大阪への万博誘致成功に向けて全国各地を奔走し、そして大阪での開催決定後は、一府議会議員として機運の醸成に取り組んで参りました。その大阪・関西万博が、いよいよ4月13日に開会を迎えます。 現在、会場となる夢洲では、急ピッチでパビリオン等の建設が進められており、今後は展示工事も着手されるなど、開会日には、日本各地や世界各国の皆様をお出迎えできるよう、着実に準備が進められています。

巳年のいわれにもありますように、これまで積み重ねてきた努力が実を結び、ようやく完成を迎える「未来社会の実験場」である2025大阪・関西万博が契機となって新たな形に変貌を遂げていく「大阪」の魅力発信や、地元・堺での活動に積極的に参画し、皆様との対話を大切にして、大阪府政の推進に取り組んでまいります。

現在、インフルエンザウイルスをはじめ、新型コロナウイルスなどの感染症が流行しています。これからますます寒さが厳しくなって参りますが、どうか皆様におかれましては、ご自愛くださいますようお願い申し上げます。 本年が皆様にとって、良き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

前 大阪府議会議員
自由民主党 所属
奴井 和幸