令和7年度 近況の御報告
新たな年度を迎え、桜も満開を迎えましたが、寒暖の差が大きい日が続いており体調を崩しやすい状態ではありますが、皆さまにおかれましては、日々元気にお過ごしでしょうか。私、奴井和幸は、元気いっぱいで活動しています。
私が大阪府議会副議長時代に、他の大阪府議会議員とともに力を合わせ、大阪の地への万博誘致を目指し、各地を奔走した2025年大阪・関西万博が、いよいよ4月13日に開幕します。府議会議員時代には、2025年大阪・関西万博推進特別委員会の委員として、特に機運醸成に力を入れて活動してまいりましたが、念願の開幕を迎えるとあって、感慨もひとしおです。
開幕に先立ち開催されたテストランでは、大変な賑わいを見せた一方で、入場に1時間以上も要した方がおられたことや、事前予約制のパビリオンでは当日予約ができないケースが生じるなど、本番に向けての課題も明らかになりました。
テストランで明らかになった課題や反省点を生かし、4月13日からの本番では、会場に来場される方々に感動と笑顔をもたらし、大阪の地から「いのち輝く未来社会のデザイン」を発信し、万博の成功を切に願っております。
また、大阪のまちは、万博の開催を契機として、うめきた2期の先行まちびらきや、未来医療の産業化拠点「中之島クロス」の開業、今秋には大阪城東部エリアに、大阪公立大学の新キャンパスが開校するなど、ダイナミックに変わりつつあります。まさに、今大阪にとっては、世界に比肩する都市へと大きく成長を遂げていくための最大のチャンスです。
このような中、大阪府の令和7年度の当初予算は、万博後もそのレガシーを活かし、大阪が持続的に成長して、名実とも国際都市として飛躍する布石を打つために編成され、また、未来を担う子どもたちへの投資も、府政の重要な柱として重点化が図られました。
予算総額は約6兆3,800万円で、万博開催をインパクトにした持続的な大阪の成長・発展に向け、成長産業の創出・育成、人材育成・次世代への投資、そして、安全・安心で豊かなくらしの実現に向けた災害対応力の強化、府民のいのち・健康・くらしを守る対策の充実、子どもたちの成長と学びを支える取組みを強化するための予算が計上されました。
また、存続の危機にあった性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センター「大阪SACHICO」ですが、このほど、大阪府の主体事業として、運営を委託する方式での存続が決定され、移転先も大阪府こころの健康総合センター建物内に決定されました。
今後、移転後はもちろんのこと、移転までの間も、途切れることなく大阪唯一のワンストップ支援センターとして活動が継続できるよう、府として支援していくことが重要です。私も引き続き、SACHICOがその役割を果たせるよう精一杯取り組んでまいります。
さて、各種報道でもありますように、私が所属する自民党は、有権者の皆様の信頼を揺るがす事案が指摘されており、私自身も大変厳しいお声として真摯に受け止めております。
自民党に属する身として、皆さまからの厳しいお声を厳粛に受け止め、これまで以上に、府政に関するPR活動や、地元の皆さまの御活動に積極的に参画し、皆さまとの対話を大切にして、大阪府政の推進に取り組んでまいります。
皆様におかれましては、今後とも、御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。